ランニング初心者向け シューズの選び方7つのアドバイス

ランニングにおいてシューズがもっとも重要なギアだということを否定する人は少ないと思います。
(裸足で走る人たちに怒られそうですね。これはあくまで初心者向けの話ですのでご容赦ください。)

今回の話は、これから走ってみようかなと思いついた人たちがどのようにシューズを選んだらいいのか、そのアドバイスになります。

もう一回言いますが、ランニングにおいてシューズはとても重要です。靴なんてどれも同じように思えますが、長年走っている人でもなかなか自分にぴったりと合うシューズに出会えている人は少ないようですよ。

走るという動作は実にシンプルなのに、走り方や靴のトレンドは毎年のように変化しています。その理由は、不思議なことに、どのような走り方とどのようなシューズが体に良いのか、今だに科学的に証明されていないためです。

答えがわかっていないのであれば、何を履いても同じでしょう。ハイ、究極的にはその通りです(汗)。長年走っている人には弘法筆を選ばずの方も確かにいます。ただし、誰もがその境地にいけるわけではありません。長年ランニングを続けていると多くの人は大小の故障や怪我に悩むことになります。

もしもあなたが走ることを気に入り、ランニングを続けていくようになれば、できるだけ故障や怪我はしたくないはずです。そのためにシューズ選択はとても重要です。

できるだけ自分の走力と目標にあったシューズで走ること、まずはこれが大切です。最終的には、シューズを脱いで裸足で走ることになるかもしれませんが、それはまたの機会に。

シューズの選び方7つのアドバイス

1.けちけちしない

よくわからないという理由でワゴンセールの安そうな靴を選ぶのは止めましょう。あなたが長年狙っていた靴がワゴンに入っていればそれは買いですが、そうでない場合は、その選択肢はあなたのランニング価値を下げてしまいます。
あわない靴を使い続けることで故障や怪我した場合、必要な医療費や治療に費やす時間はワゴンセールしていません。

2.専門店にいく

きちんと対応してくれる人がいるランニングシューズ専門店にいきましょう。時間があれば有名なシューズビルダーがいるお店などにいくのがベストです。
あなたの走力や目標などを伝えれば適切に対応してくれるはずです。

3.足を測定してもらう

あなたは自分の足についてどの程度知っていますか?長さ、高さ、厚みなどサイズを一度きちんと測定してもらいましょう。できれば、足のサイズは変化するので買い換えるたびに測ったほうがいいでしょう。

4.あなたが身につけているものを持参する

履きなれた靴下や靴、インソールなどをショップに持って行きましょう。それらの物にはあなたの癖が染み付いているため、ランニングシューズを選ぶ際の重要な指針となります。

5.ちょうどよい隙間

多くの初心者は少し大きめのシューズを買いがちです。大きめのシューズは、足が靴の中で動きすぎるため肉刺や靴づれの原因になります。
ちょうどいい隙間は靴と足指の先端に親指程度の隙間があるのが良いと言われています。これより大きい場合はサイズダウンしましょう。サイズダウンすると横幅や高さがキツイ場合はそのシューズは足に合っていません。シューズモデルを変えましょう。
隙間がちょうど良いのか、許される限りの動作をその場でやってみましょう。跳ねたり、横飛びなどしてフィットしているか確認しましょう。

6.流行にのらない

有名な人と同モデルを選ぶのは走るモチベーションには良いかもしれませんが、必ずしも自分に合っているシューズとは限りません。
そのショップにあるシューズをできるだけ沢山試し履きしてましょう。最初に店員さんにそう宣言しておけば、あなたの本気度を理解して親身に対応してくれるはずです。
シューズは同メーカーでもモデルによって本当に様々です。合っているか合っていないか、とにかくフィット感を優先して選んでください。履いて動いてみる。そのシューズでマラソンを走れるイメージが持てますか?直感も大事です。履いてぴったりと感じるのであれば、いきなり裸足系のシューズでもいいと思います。

7.靴は消耗品である

ランニングシューズの寿命はおおそよ500〜800キロ程度と言われています。底がすり減りシューズ本来の機能を維持できなくなるため、そのまま使い続けると足への負担となっていく場合があります。また、紐やインソール以外で交換できる部品はほとんど無く、修理もできません。
走ったら距離を記録し定期的に買い直す必要があることを覚えておきましょう。
いつの日か、毎月500キロ走れるようになったら、毎月シューズ代が必要となるわけです。結構な出費ですね。
ランニングは、それだけ出資をしても尚且つ多くの人を魅了してやまないスポーツです。

ランニングシューズは、最近高価なものでは2万円するものもあります。また、高価なシューズが最も良いシューズかと言えばそうでない事もあります。
沢山のモデルがありすぎて全部を試すのは時間がかかりますが、決して安い買い物ではないので、できるかぎり検討して購入するようにしましょう。