箱根駅伝のエースに未来はあるか? あるに決まっている!

日本の長距離走がもう一度世界と戦えるようにするにはどうすればいいのか?

こちらのニュースが気になりました。
確かに、今の世界のマラソンは、今の箱根選手がさらにレベルを上げないと全く太刀打ちできません。

世界の10代のレベル

去年の8.22世界陸上北京で勝ったゲブレスラシエは19歳でした。湿度が高く、気温25度の中で2時間12分で走っています。タイムは平凡ですが、並いる強者と駆け引きしているメンタルの強さは驚異です。世界の10代はここまできています。

日本の現状

フルマラソンの日本記録は、高岡寿成 2時間06分16秒(2002シカゴ)です。これは歴代世界72位の記録です。現在上位は3分〜5分で戦っています。

では、箱根駅伝の各区と同じような距離のハーフではどうでしょうか?

ハーフマラソンの日本記録は、佐藤敦之 1時間00分25秒(2007イタリアのウディネ)です。これは歴代世界211位の記録です。上位は58分30秒前後の戦いをしています。

世界記録とレースで勝つための走りは異なるので、一概に世界ランクばかり気にしてもしょうがないのですが、世界と同等の足が無ければ、まず勝負にならないのです。

さて、今年の箱根を走ったランナーで将来フル10分を切ってくるのは何人いるでしょうか?

2012年青学の出岐雄大は、最後の箱根を走ったその年のびわ湖で、2時間10分02秒の記録を出しているので、今年東京マラソンに参加する箱根ランナー達の中で10分を切ってくる選手がいるかもしれません。問題は、10分を切ってもメダルはおろか入賞すら危ういということです。

では、日本がもう一度世界と戦えるレベルに上げるのはどうすればいいのか?

方法は2つあると思います。

1 マラソンのプロフェッショナル化

これは青学大の原監督が進めている「陸上の総合商社」の考えに全く賛成です。
【箱根駅伝】青学大・原晋監督、今度は「陸上の総合商社」で社会人選手育成

青学大の原晋監督(48)が、2020年東京五輪の長距離種目でメダル獲得を目的に社会人選手育成の新規プロジェクトをたちあげることが4日、分かった。従来の実業団チームと一線を画し、選手個人にスポンサーをつけた上で指導にあたるというもの。今後、選手やスポンサー企業と最終的な話し合いを行い、今春から本格始動する。

プロ化を進め、優れた指導者による科学的なトレーニングを進めていけば、自ずと強くなるのは、高橋尚子や錦織圭の個人競技も、野球、サッカーの日本代表などをみてもわかることです。

大迫傑は、去年からプロランナーとしてナイキ・オレゴン・プロジェクトに参加しています。海外での修行も良いのですが、できれば日本スポンサーで国内トレーニングできたほうが集中できるのではないかと思います。

2 トレイルランナーへ転向

10分は切れないが15分では走れるという方が日本には結構います。そんな方は、トレイルランナーになりませんか?トレイルで世界と戦いましょう。道は違えど、走る行為に変わりありません。15分で走れる体であれば世界でも戦えるでしょう。上りが強い神野大地や柏原竜二あたりに転向してくれないかと期待してます。
若くして引退なんてもったいないです、マラソンで勝てないならトレイルで勝ちましょう。

そして、ここでもプロ化です。日本人のトレイルランナーにはプロとして活躍している選手たくさんいます。何が何でもプロになれば良いという話ではありません。あくまで世界で戦う話をしています。

日本のマラソンが再び勝つには

日本の陸上競技のプロ化が進めば、今よりも多くの優れたアスリートが育つはずです。日本がもう一度マラソンで戦って勝つようになるには、それくらいの改革と時間が必要だと思います。

もちろん、もっと若者のチャレンジを応援してあげましょう、彼らも甘くないのは百も承知のはずです、チャレンジしないと何も起こらないのだから。

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