東京マラソン過去の気象データ

東京マラソン開催日は、2月中旬→3月中旬→2月下旬と変更してきました。これは気温に気候によるところが大きいと思われます。近年は2月下旬に落ち着いています。しかし、例年この時期の天候は安定しておらず、大会当日の天気予測は雨天の事もしばしば。2010年2月28日の大会は、みぞれ混じりの天候で大変寒かったかと思えば、2011年大会では午後に18度まで気温が上がっています。

基本的にはスタート時刻の9時は、晴れでも雨でも気温は5度前後、快晴であれば徐々に気温が上がっていきますが、昼過ぎでも10度まで上がらないことが多いようです。マラソンを走るには寒いぐらいが丁度いい、気温が10度以上になると暑くてペースは下がり気味、速く走る人にとって東京マラソンは、まずまずのコンディションと言えるでしょう。しかし、ゆっくり走る人にとっては、冷え対策が必須です。歩き出すと外気が衣類を冷やし体温をうばいます。上着をすぐに着れるようにしておきましょう。手袋が濡れると指先から冷えます。給水ではこまめに手袋を外したほうがいいでしょう。
また、この時期の東京は北よりの風が吹いています。品川を折り返すと浅草までコースは北上するため向かい風となります。日比谷〜日本橋近辺はビル風があり、ビッグサイト周辺では海風も吹いています。風が強いと体力の消耗が激しいので対策が必要です。