【攻略】北海道マラソン

北海道マラソン攻略2 給食について

給食の場所と内容

北海道マラソンの給食はスタートゴールを除けば、20km、27.2km、30kmの3カ所のみです。内容は、以前はバナナだけだったのですが、ここのところ、スイカ、プチトマト、ホワイトバウムなども提供されています。ハードコア嗜好には不評ですが、徐々に市民マラソン大会的な優しい対応になりつつあります。今年も給食内容が増えるかもしれません。

バナナ

しかし、これだけでフルマラソンを走りきるのは中々大変です。走るのに必要なカロリーは基本的に10kmで500kcalが目安となります。40km走るには約2,000kcalが必要となります。体内に蓄えているエネルギーがあるので、走りながら摂取したいカロリーは500〜1000kcalです。北海道マラソンの給食で提供されるのは、バナナ1本100g約86kcal、スイカは100gで37kcalです。

これらを沢山食べて不足しているエネルギーを補うのもありますが、エイドで立ち止まるのはできるだけ控えたいものです。
ジェルなどを持参して効率的にエネルギーを補給しましょう。20km、25km、30km、35kmの4回分+予備の補給計画がわかりやすいと思います。
しかし後半になると暑さでムカムカして食べれなくなることがあります。こうなってしまう前に10km、15km地点からこまめに補給を取りつつ進むのがよいでしょう。

北海道マラソン2017の給水ポイント、トイレなど

給水は17ヶ所と一般のマラソン大会より多め。しかし、暑いからとガブガブ飲んでいるとお腹タプタプで走れなくなります。10.8km-15km区間以外は2-3km毎に設置されているのでいくつかはスルーしてもいいでしょう。

距離給水スペシャル救護トイレ
17カ所8カ所6カ所11カ所
スタート/フィニッシュ 
5km  
5.2km   
5.5km   
7.8km  
10km   
10.8km   
15km  
16.9km   
17.5km   
18.6km   
20km
22.5km   
25km
27.2km   
30km
31.1km   
33km   
35km 
35.9km  
37.5km   
40km

暑さによるムカつき、嘔吐

暑い日に走って食べると嘔吐してしまう人がいます。嘔吐は熱中症でも起こりますが、胃酸が原因かもしれません。胃のムカつきは、胃酸が胃から食道へ逆流したときに起きますが、このときの応急処置として、牛乳を飲むという行為が効果的です。牛乳を飲むことで、逆流した胃酸が洗い流されるだけでなく、食道の粘膜に牛乳の膜が貼れ、胃酸の刺激から食道を守ることができるからです。ただし、牛乳の温度が冷た過ぎたり、熱過ぎたりする飲み物は、食道や胃を刺激してしまいます。なるべく常温で飲むようにしましょう。スタート前に牛乳を飲んでおくのも効果的です。

市販薬であればガスター10。アンチドーピング使用可能な市販薬です。

チューングガムを噛んで唾液を沢山出す事も胃酸には効果的です。唾液が胃酸を中和してくれます。噛む事で集中力も上がりますので、走る前などにはオススメです。
また、嘔吐してしまった場合は、お茶やスポーツドリンクでなく、水を飲むようにしましょう。お茶にはカフェインが入っているので胃酸を促進してしまいます。