【攻略】福岡マラソン

コース解説

大会会場

2014年大会ではスタート地点の天神近辺での混雑は少なかったようです。荷物預け、トイレ、更衣スペースも充分に用意され誘導にも問題はなかったようです。
しかし、ゴール地点の糸島市役所志摩庁舎では雨の影響があったかもしれませんが、誘導、特にシャトルバスの待ち時間が長くなってしまい、多くの人がクレームを述べています。
ゴール地点から最寄り駅の筑前前原駅までは約4kmと離れているため、ほとんどの人はバスを利用します。駅までの無料シャトルバスには多くの列ができ、応援者もこの列に並んでいたため待ち時間が1時間の人もいたようです。
2015年大会では改善されていることを期待しましょう。

関門

制限時間は7時間、関門は約5km毎に設定されていますが、2014年大会の完走率を見る限り、よほどのことがなければ完走できる良心的な設定となってます。

コース前半

渡辺通りは天神の中心地で華やかです。多くの応援を受けてのスタートは実に気持ちがいいものです。
長浜方面へ左折すると道幅が少し狭くなります。オフィス街を抜けると右側にヤフオクドーム
が見えます。ここが4km地点です。

博多湾

徐々にビルが少なくなり空が広くなってきます。10km地点の生の松原の防砂林を抜けると右手に海が見えてスッキリします。遠くに見える島は能古の島です。
ここは道幅が狭く、路肩が良くないところもありますので足下も見るようにしましょう。
海岸線なのでアップダウンもありますが、海が見えて気持ちよく走れるので特に気にならないでしょう。
一旦海岸沿いを離れて、アップダウンのある九州大学伊都キャンパスへと向かいます。ここは道幅も広く見晴らしが良いため、ずっと先を進むランナーが確認できます。
約25mほどの上りですが勾配は緩やかなので歩くほどではありません。

ここまで、前半はほぼフラットコースで、街中から海へと開放感も伴って気持ちよく走れます。見通しが良いところも多いので、走りに集中できるでしょう。
後半はアップダウンも多いため、記録を狙うのであれば、前半から早めに進む戦略のほうがいいでしょう。

Blue sky between Korea and Japan

コース後半

再び海沿いに戻り海岸線を北上します。遠くの島々やそこまで来る波を見ながら、小さなアップダウンはあるもののとても気持ちよく走れるため、ほとんど気になりません。
30km地点から博多湾沿いを離れて、玄界灘の海岸へと上ります。ここは高低差約25mです。勾配は緩やかなので、走り続けることができるでしょう。疲れも出ているころなので、上りだすと息が苦しくなるかもしれません。少しの減速は仕方ありませんが踏ん張りどころです。
下りきると再び右手に海が見えます。先ほどまでの博多湾沿いは内海なので、波も少なく穏やかですが、玄界灘は外海なので荒々しい波です。
異なる海の景色を見ると疲れが癒されるかもしれません。残り10km切りました。海沿いを離れて少し進むと、見晴らしの良い田園風景を進みます。かなり先まで見通せるので、ゴールはまだかと気が滅入りますが、最後の力を出してラストスパートです。
最後は約400mの直線コース、ここでは回りもスパートするので、競いながら少しでも順位を上げてゴールしましょう。