【攻略】新潟シティマラソン

関連コンテンツ:【攻略】新潟シティマラソン2016 そして2017大会の概要

新潟シティマラソンは、フルマラソン・ハーフマラソン・10kmの全てのコースが、日本陸上競技連盟および国際陸上競技連盟(IAAF)公認コースです。
毎回、参加者の8割以上が新潟県民で県民のためのマラソン大会といってもいいでしょう。
残念なことに、某大会情報サイトでの大会評価は低く、運営がなっていない、おもてなしがなっていないと酷評されています、本当に酷い大会なのでしょうか?

酷評まとめと所感

新潟シティマラソンの酷評をまとめてみました。

スタート混雑

以前は全ての種目が同時スタート(2014年はフル、ハーフ同時と10kmで時差スタート)で、ハーフと別れる10kmすぎまでモジモジしていた方も多かったようですが、2015年大会では、フル8:00 ハーフ、10km 8:30スタートに分かれています。フルとハーフのスタート時間が分かれたことで序盤の混雑は軽減されることでしょう。
しかし、ハーフと10kmの出走者は合わせて8,000人を越えるため、こちらの混雑は避けられません。ここも時間差スタートにしていただきたいですね。

Rubber ducks float on the water of the Alster Lake during the rubber duck race in Hamburg, Germany 2015

制限時間が短い

フルマラソン5時間は初めてマラソンを走る人にとっては厳しい設定かもしれませんが、これは、あらかじめ分かっていることです。初めての方がトレーニング無しでフルマラソンを走るのは、体によくないのでやめたほうがいいです。また、何回もマラソンを走っているが、5時間の壁が大きいと思われている方はもっとトレーニングして大会に臨みましょう。身の丈にあった大会を選ばないとマラソンは楽しめません。
制限時間の延長は以前から要望が多かったようで、2017年大会からはコース変更と制限時間の延長が検討されています。
さらに参加人数を増やし、完走制限時間を長くすると、運営コストが比例して高くなるので、結果、参加費が上がります。

コース設定がいまいち

海辺が飽きる、応援が少ないなどの意見があるようです。これもあらかじめコースマップをみれば想像できることです。個人的には海を見ながら淡々と走るのは大好きです。海はいつまでも見飽きることがありません。長い長い直線が続く新潟シティのコースは好みのコースです。また、海辺は住居が少ないので応援も少ないのは仕方ありません。海辺が苦手な方にはお勧めできない大会ですね。

給食が充実していない

確かに給食はマラソン大会の楽しみの一つですが、基本は走ることがメインです。こしひかりのおにぎり、トマトなどを食べれるだけで充分ではないでしょうか?
個人的には、マラソン中のおにぎりは喉につかえて食べれません。でも、お米は大好きなので記録を狙わないのであれば是非食べたいです。

顔のついたおにぎり

参加賞がタオル

しかもお粗末なタオルとの意見もあります。タオル、いいじゃないですか、実用的です。筆者は以前マラソン大会を沢山走っていた時期は、集まった大会Tシャツでタンスが爆発しそうになっていました。何でどこの大会も参加賞がTシャツなんでしょうか?しかもデザインいまいちですし。Tシャツ無しで参加費が安くなるならそのほうが嬉しいです。Tシャツが欲しい人は買えばいいのです。
ついでに言っておきますと、もらって嬉しい参加賞は靴下です。靴下の消耗はTシャツより早いので沢山もらっても困らないです。小さいですし。

荷物預り有料500円

参加費が安いので仕方ないです。個人的には有料のほうが安心して預けることができます。適当に管理しているところは貴重品が心配です。

記録証発行が遠い

ゴールして疲れてるんだから、もっと近くに!との意見はごもっともですが、競技場が立派で広いので少し歩くかもしれませんね。最近の大きめの市民マラソン大会(参加1万人以上)だとゴールしてからも結構歩きます。途中で休んだりすると喝を入れられたりします。さらにさらに駅まで3kmとか歩くこともあります。それだけの人数を誘導するにはそれくらいのスペースが必要ということで諦めていただくか、もっと小さな大会のみに参加しましょう。

新潟市陸上競技場
新潟市陸上競技場

こうして振り返ると、新潟シティマラソンはシンプルで良い大会です。決して運営側の努力が足りない大会とは言えません。このままのスタイルで継続してほしいです。
ランナー側は、走らせていただいているという感謝の気持ちを忘れてはなりません。

関連コンテンツ:【攻略】新潟シティマラソン2016 そして2017大会の概要