「偏平足ランナー」をサポートするフットケアテープ

偏平足に悩んでいるランナーは多いのではないでしょうか。

筆者も超がつくほどの偏平足で、run以外のスポーツをする時でも偏平足であるが故の問題を抱えてきました。

今回、東京マラソンEXPO2017でフットケアテープの存在を知り、大会当日に使用してみました。

ちなみに筆者はマラソン3回目の初心者ランナーです。

偏平足とは

足裏の土踏まず(アーチ)が何らかの原因によって失われ、真っ平な状態を言います。偏平足になると地面からの衝撃吸収能力が低下する為、他への負担が大きくなり、スポーツはもちろん、日常生活でも足や腰に負担がかかりやすくなります。

偏平足の原因には、先天的なものと後天的なものがあります。後天的なものには様々な諸説があり、明確な原因を見極めるのは困難なようです。

日本人に多いといわれる偏平足は、草履やワラジ、下駄などルーズな履物を履いていたことが原因とも言われています。

悩ましい偏平足

筆者は偏平足です。上記にあるように、偏平足は筋肉への負担が大きくなるため普段から脚が疲れやすいです。

筆者の場合、ふくらはぎ、太ももの外側の筋肉が張ってきやすいです。体重のかかり方が外側に偏ってしまっているんですね。

フルマラソンともなると、それが膝や股関節などへの大きな負担に繋がっているように感じます。

偏平足対策

柔道整復師に体を見てもらった時に偏平足対策として言われた、日常生活から「足の親指意識で歩く」は実践するように心がけています。走る際にも同様に親指を意識するよう心がけています。

他にも足の指でじゃんけん(グー、チョキ、パー)をすることもいいトレーニングになるそうです。

手軽にアーチを作るフットケアテープ

上記のようなトレーニングをしてもそうすぐに偏平足が治るものではありません。

以前からマラソンを走る時には、アーチサポート用のソックスを偏平足対策として使用していましたが、東京マラソンEXPO2017でフットケアテープを知りました。

『無料お試し会』が開催されており、実際に試してみました。外反母趾用など、数種類ラインナップされているのですが、筆者が試したのは先に紹介した『アーチ用』です。

試着してみてその場で立ってみると、確かに土踏ますが持ち上がり安定感が少し増したと感じました。

使い捨てのモノの為、コストパフォーマンス的にはあまり良くないのですが、応急的な対策としては料金的に手を出しやすいため、大会当日にも使用してみる事にしました。

試してみたフットケアテープ(アーチ用)

東京マラソンで使用してみて

両方の足に二枚ずつ『フットケアテープ』を貼って臨みました。テーピングは、すぐずれてしまう印象がありますが、フィニッシュまでずれずに行けました。ソックスを脱いだ時、スタート前に貼った時のままの状態でした(強度が優れたテープ?)

実際に使用してみて、使用していなかった普段の練習時より土踏まずで『着地・蹴り』を行い、『骨格で体を支える』事ができているように感じました。

ふくらはぎや、太ももの外側の筋肉だけでなく、内側の筋肉も使えている感じです。よって、フィニッシュ後脚の張りあったものの、これまでのように外側の筋肉に偏ったものではなく、全体にまんべんなく張りがありました。

今後は、貼る箇所への持ち上げ度合いや枚数を変えて、どれが一番効果的か検証してみたいと思います。

テーピングのメリット

テーピングは自分自身で貼る場所を決められるため、土踏まず内の一番アーチを作りたい場所を持ち上げる事ができます。ソックス使用者の中には、「もう少しこっちを持ち上げてもらえるといいのに……」という印象を持った事がある人もいるのではないでしょうか。
インソールにしても同様のケースが考えられます。
オーダーメイドで作ったものでもシューズが変わると微妙にフィット感に差異が発生してしまう事もあるのではないでしょうか。

そんな時に、簡易的にその穴埋めをしてくれるのがテーピングです。ソックスやインソールと併用でき、よりよい『足底サポート』になります。

キネシオでも足裏テーピングできます