日本横断 川の道フットレース2016年の開催要項

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1ステージレースとしては日本最長の520kmを走るウルトラマラソン大会「川の道」の2016年大会要項が発表されました。
開催内容について例年と同じく変更はありませんが、大きな変更点は、前半ハーフ、葛西臨海公園から小諸までの265kmがなくなりました。(ハーフで265kmってのが泣けます)
それと今年も申し込み方法が変わりました。

以下、主催者からのメッセージです。

第12回日本横断「川の道」フットレース(2016年4月30日~5月5日開催)の開催要項がまとまりましたので、アップさせていただきます。http://sportsaid-japan.org/NEW/guide/16kawa-site.pdf
なお、エントリー受付は明後日(12月3日)開始となります。
本大会への参加希望者が年々増加しており、前回大会においてはついに抽選をせざるを得ない事態になってしまいました。恐らく、第12回大会はその状況にさらに拍車がかかるように思われます。
ついては、本大会における諸事情をもとにあらゆる角度から熟考に熟考を重ねたうえで今回のエントリー方法にたどりつきました。エントリーされる方は、エントリー方法をよくご確認のうえご応募くださいますようお願いいたします。
今回の方法について納得しかねる方も当然おられるとは思いますが、何とぞご理解くださいますよう切にお願いする次第です。 
昨年参加された方、および抽選にもれた方に大会パンフレット・参加申込書をご送付させていただきます。(大会長 舘山 誠)

数年前からウルトラマラソン大会のブームが「川の道」にも押し寄せ、去年から優先申込と抽選申込の2部募集体制になっています。
今回の募集要項では、A優先枠をさらに厳しくして過去の上位完走者に配慮した内容になっています。

520km の部 1次募集(12月3日〜)

A 優先エントリー資格(12月11日必着)
  • 歴代優勝者、前回(第 11 回)大会 520km の部男子 8 位以内、および女子 2 位以内
  • 265km、255km の部各 3 位以内でゴールされた方
  • 前回の一般エントリーで抽選に外れた方
B 優先エントリー資格(12月21日必着)
  • 520km の部完走経験者(永久ナンバーカード取得者)
  • 2012 年9 月以降に 200km 以上のウルトラマラソンの完走経験がある方
  • 前回大会 520km の部で265km 以上走破された方、265km、または 255km の部を完走された方
  • エントリー数が募集定員(120人 ー A 優先エントリー受理者数)を超えた場合は抽選(抽選日:12 月 22 日)

520km の部 2次募集(12月22日以降に実施予定)

1 次募集で募集定員に達しなかった場合に実施

255km の部(12月3日〜)

優先エントリー資格(12月11日必着)
  • 歴代優勝者、前回(第 11 回)大会 520km の部男子 8 位以内、および女子 2 位以内
  • 265km、255km の部各 3 位以内でゴールされた方
  • 前回の一般エントリーで抽選に外れた方
一般エントリー(12月28日必着)
  • 参加資格を満たしていればどなたでもエントリー可能
  • 520km の部 B優先エントリー枠で抽選に外れた方も再エントリー可能
  • エントリー数が募集定員(40人ー優先エントリー受理者数)を超えた場合は抽選(抽選日:12 月 29 日)

大会概要

大会名称第 12回 12 日本横断「川の道」
開催日520km 4/30(土)9:00 東京都葛西臨海公園駅前 START
255km 5/3(日)11:00 長野県小諸市 START
開催形式スタートからゴールまでを1ステージ
3ヶ所(255kmの部は1ヶ所)で各々2時間以上
計6時間(255kmの部は2時間)以上の休憩が必要
制限時間520kmの部:132時間
255kmの部:58時間
参加資格520km の部は 200km以上
255km の部は 140km以上
のウルトラマラソンを 2012年9月以降に完走した経験
競技説明会に出席できること
20 歳以上
参加料520km:36000円
255km:18000円
レストポイントの宿泊・休憩料
オフィシャルエイドでの飲食代、傷害保険料を含む
募集定員520km:120人
255km:40人

これだけのロングレースになるとトップと最終ランナーのゴール間隔が48時間以上開いてしまうこともあり、それだけ運営も大変になります。
スタッフは、大会期間中、ランナーと同じくほぼ不眠状態で作業しているとのこと。スタッフもエンデュランスです。

GWを全部潰してウルトラランニングを楽しむという贅沢、参加するのが年々厳しくなっていますが、幸運にも参加できるランナーは心して走るようにしましょう。