2015年大会の主な変更ポイント
・マラソンコースが往復コースから周回コースに変更 ・スタート方法がウェーブスタート(時間差スタート)に
新しいコース
今までのコースは、北部工業団地から45号を南下、押返し北上する直線ルートは道幅が広くで非常に走りやすいコースでした。折り返して全てのランナーを確認できるのも魅力でした。
周回コースへの変更理由は、安心安全なコース確保、ランナーサービス向上とありますが、周辺住民への配慮であることは間違いないでしょう。
今までのコース
新しいコース
周回コースになったことで高低差が若干増え、鋭角コーナーが増えています。また、細い道路も使っているようなので、路面の状況など気になるところ。つくば特有の走りやすく記録を出しやすいコースのままを期待しています。
一部コース詳細が不明確な部分があるので、追ってコース詳細が発表になりしだい確認します。
ウェーブスタートを採用
2015年大会より採用されたウェーブスタート。3〜4段階でスタートするようです。
つくばマラソンのスタートには下記問題点が指摘されていました。
- 路幅が狭く減速帯(車用)があぶない
- 陸連登録エリアにサブ3.5までが並び、スタート直後の後方猛追が危険
この問題を解消するための処置として、今回のウェーブスタートの試みはとてもいい事だと思います。
海外ではボストン、ニューヨークシティーマラソン、国内では谷川真理ハーフ、東京柴又100k等の大会で実施されていますが、道幅の狭い日本でももっと積極的に採用して欲しいスタート方法です。
ウェーブスタートのメリットは
- スタート混雑の緩和
- 追い越しやすい
- トイレ渋滞の緩和
- 参加ランナー数の拡大
また、デメリットは
- 同伴スタートできない事も
- 交通規制時間が長くなる
- 計測ミスが起きやすい
いずれにしても、上記問題が解決されるのか経緯を追って行きたいと思います。
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