【攻略】東京マラソン 2016

攻略ポイント スタート地点

いよいよ大会当日、会場入りしてからゴール、そして帰宅するまで、どのような事に注意して、どのように対応すればいいかまとめてみました。

スタート地点

Photo Credit:Kevin Krejci via Compfight cc

スタート地点は大混雑

東京マラソン大会当日は、ランナーだけで3.5万人、スタッフや関係者を入れると4万人以上が都庁付近に集まるためスタート地点は大混雑しています。当日は時間にゆとりを持って早めに行動したほうが無難です。できれば、大会前にスタート地点周辺、トイレやコンビニの場所などを確認しておいたほうがいいでしょう。また、混雑して電話が通じ難くなる場合もあるので、人と待ち合わせする場合は時間と場所を決めておいたほうが無難です。

着替えは会場入りする前にすませておく

会場には更衣スペースが用意されていますが大変混雑しているため会場周辺や新宿駅周辺で更衣している人を沢山見かけます。更衣は出発前に済ませておき、上着を脱ぐだけでスタートできるように準備して会場に行くようにしましょう。

荷物預けは8:30まで

荷物預けの締切時刻は8:30。この時間帯は、沢山の人が荷物トラック周辺に集まるため移動に時間がかかります。できれば8:15までには荷物を預けてしまいましょう。しかし寒い日はギリギリまで着込んでいたほうが体が冷えずにすむので、早めに自分の荷預けトラックの場所を確認し、少し離れたところで上着を着たまま待機、〆切直前に上着を脱いで荷物を預けるなど工夫して冷えないようにしましょう。何時にどういった行動をするか予め考えておく事がポイントです。
一旦預けた荷物の取り出しはできないため、預ける前によく確認が必要です。持ち物リストなどを作成し個別にパッキングしておけば、当日いろいろと考える必要もありません。

雨の日の荷物預け

Photo Credit:yoppy via Compfight cc

トイレ 新宿到着前にすませる

トイレは大会当日スタート前の最も重要なポイントと言っても過言ではありません。途中でもよおすとマラソンどころではなくなるので上手にコントロールしたいところ。瀬古利彦選手は現役時代、大会当日の朝、便がうまく出ないときには自ら浣腸して必ず便を出すようにしていたそうです。トップ選手が途中で便に行く事は負けを意味するので、とても重要な行為だったのです。
スタート会場には仮設トイレが多数用意されていますが、長蛇の列になることもしばしば。30分も並ぶ場合があるので、できればスタート会場に入る前、理想としては新宿に到着する前にトイレをすませておきましょう。新宿駅や周辺の公共トイレも混雑していますが、少し離れた場所だと案外空いています。アップがてらトイレが利用できるコンビニや公園まで走って行くなど、会場周辺のどこにトイレがあるか調べておいて損はありません。ただし、当日は移動に制限があり、時間もかかるため時間に余裕を持って行動してください。

スタートエリア 速い人は前に遅い人は後ろに

東京マラソンのスタートエリアは走者のレベルによってA〜Kまで別れています。これはエントリー時の申告タイムによって決まります。
Aはフルマラソンサブスリーや3時間前半、Bはサブ3.5クラスの走者。A,Bなどはスタート後すぐにスタート地点を通過できますが、KやJエリアではスタート地点を過ぎるまで20〜30分かかります。
また各エリアは100m程度のスペースとなっており、タイムを狙うランナーはエリア前方に並びます。スタート1時間前には既にかなりの人が並んでいます。スタート直前は混雑し身動きできなくなるので、穏やかにスタートしたい場合はエリアの後方に並びましょう。

スタートまで冷えないように工夫する

荷物を預け、スタートエリアに到着しても直ぐに走り出せるわけではありません。マラソンのスタート時刻は9:10。30分〜1時間程度はスタート合図を待つ事になります。
晴れていればいいのですが、雨が降ったり風が強い日などは10分もじっとしていると直ぐに体は冷えてきます。(これは本当に辛いです)薄手のウィンドブレーカーや使い捨て合羽、ゴミ袋を被るなどして体が冷えないように工夫しましょう。1枚あるだけで全然違います。事前に天気や気温などを確認して用意しておきましょう。
また、じっとしていないで、軽いストレッチや体操をすることで寒さを防げます。混んでくるとなかなか思うように体を動かせませんが、スクワットをしたり、腹筋や背筋などの大きな筋肉に力を入れるだけでもかなり暖まります。

雨の日

Photo Credit:yoppy via Compfight cc

スタート直後、転ばないように

いよいよスタート。誰もが興奮し、押し合いや小競り合いがあります。急ぎたい気持ちは山々ですが、転ばないように注意が必要です
道路の端では応援している人と接触したり、何かに引っかかりして転倒してしまうことがあるので足下、前方をよく確認しましょう。
また、スタート後、スタートラインを通過するまでどのくらい時間がかかったか確認しておきましょう。
待機中に着ていた上着などをスタート直後に放り投げて捨てる人がいますが、大変迷惑な行為です。捨てるのであればエイドのゴミ箱に。参加者はマナーを向上させましょう。