関門とコース攻略

奈良マラソンのコース

もう一度、コースを確認してみましょう。ポイントは大きなアップダウンがある10km,20km,30km地点です。

関門と制限時間

おおよそ5km毎に関門があります。最初の5.4kmが1時間、次の10.6km地点が44分とここまではゆるい関門ですが、徐々に厳しくなります。後半のアップダウンを考えると完走目標であっても前半から早めに進んでおいた方が無難です。

攻略ポイント　コース前半

鴻ノ池陸上競技場を出ると約1km下ります。ここは接触や衝突に注意しながら進みましょう。高天交差点を右折すると約4km地点まで下り基調です。ここは道幅が広くからといって、無理して思いきり飛ばしたりしないで、体を温めることに集中して自重しながら入りましょう。

朱雀門前を通過し、二条大路南五丁目交差点前を折り返してきたら、先ほど下ってきた道を上り返し、さらに奈良公園へと上って行きます。ここの上りは比較的走り易い上りなので、減速してもピッチを変えず走りましょう。約40mほど上ります。奈良公園では鹿達も応援しています。
そこから一旦下り、第２関門、奈良交通高畑操車場前を通ると約4km続く国道169号線にはいります。ここは下り基調なので遠くの紅葉した山並みや田園風景をみながら気持ちよく駆け抜けましょう。
窪之庄町南交差点を左折すると白川ダムへの上りが始まります。ここは4.5kmで約70mほどの上りとなり前半の山場です。天理大学の白川野球場の手前が最高到達点です。
ここから小刻みなアップダウンを入れながら下って行きます。カーブも多いので肉刺など作らないように着地を慎重にしましょう。特にハーフ地点からの1kmで高低差50mほどの急激な下りがあるので注意が必要です。

攻略ポイント　コース後半

天理市内に入ると独特な建物が目を引きます。25.4kmの天理参考館前にはぜんざいエイドがあるので一息ついて暖まりましょう。

その後、再び白川ダム方面へ戻ります。先ほど下ってきた道を今度は上り返します。ここが後半の一番キツい勾配になります。約30km地点まで上りが続くため、まさに30kmの壁と言うにふさわしい上りです。歩いている人も多くなりますが大丈夫です。速い人でも思わず歩いてしまうほどキツい勾配なのです。
30km地点には素麺エイドがあります。何杯でも食べてOKだそうです。疲れた体に汁の塩っぱさがしみます。
ここから一旦下るのですが、古代から続く「山の辺の道」の一部を
走ります。
その後も小刻みなアップダウンが続きます。奈良公園へ続く道も上り基調です。公園に入ってからもアップダウンは続きます。

ようやく奈良メイン通りに来ると声援が多くなり元気をもらえますが、40km地点からまた上り（笑）。競技場へ向かって1kmほど上ります。陸上競技場に入ると沢山の声援を受けながらメインストレートを走り抜けゴールです。