セイコーグランプリ陸上2016 男子結果

日程:2016年5月8日(日) 会場:神奈川県・川崎市等々力陸上競技場
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男子100m 風 :-0.4


POSATHLETECOUNTRYMARKRT
1ジャスティン・ガトリンUSA10.020.142
2山縣 亮太セイコーホールディングス10.210.148
3ラモン・ギテンズBAR10.260.142
4桐生 祥秀東洋大学10.270.184
5サニブラウン アブデルハキーム城西大附属城西高校10.340.164
6長田 拓也法政大学10.390.151
7大瀨戸 一馬法政大学10.470.182
8張 培萌CHN10.530.166

ジャスティン・ガトリン(34=米国)が向かい風0・4メートルの中、10秒02で優勝。日本勢では山県亮太(23=セイコーホールディングス)が、10秒21で2位に。

ガトリンの話「とても気持ちよく走れた。向かい風が来ると予想していたので、コーチと電話で話してスタートをきっちりやると決めていた。(ストライドを)短く力強い踏み込みを心がけ、その通りにできた。シーズンは長いので、うまい形で入りたかった。右足首がケガで腫れていたが、それも治り、うまい具合にパフォーマンスできた」

男子200m 風 :-0.6

POSATHLETECOUNTRYMARK
1アーロン・ブラウンCAN20.32
2飯塚 翔太ミズノ20.40
3ダニエル・ベイリーANT20.75
4原 翔太スズキ浜松AC20.77
5謝 震業CHN20.78
6藤光 謙司ゼンリン20.90
7楊 俊瀚TPE21.05
8谷口 耕太郎中央大学21.16

ブラウンの話「はるばる日本まで来たので勝ちたかった。今日は良いレースができた。風の中のタイムとしては満足している。先週、自己ベストを出して、今はとても調子が良い。リオデジャネイロ五輪に出られたら、決勝まで進みたい」

男子400m

日本のウォルシュ・ジュリアン(19=東洋大2年)が、45秒68で優勝したが、惜しくもリオデジャネイロ五輪派遣設定記録の44秒89の突破は成らなかった。

POSATHLETECOUNTRYMARK
1ウォルシュ ジュリアン東洋大学45.68
2ジャリン・ソロモンTTO45.77
3ジェレミー・ウォリナーUSA46.04
4レニー・クォーTTO46.73
5佐藤 拳太郎城西大学46.75
6コンラッド・ウィリアムズGBR46.78
7北川 貴理順天堂大学46.82
8木村 和史四電工47.39

男子800m

POSATHLETECOUNTRYMARK
1エリック・ソウィンスキUSA1:45.92
2アブラハム・ロティチBRN1:46.21
3ジェームズ・ガーAUS1:46.74
4ジョシュア・ラルフAUS1:47.43
5川元 奨スズキ浜松AC1:48.01
6横田 真人富士通1:48.37
7中村 康宏エボーリュRC1:49.31
8田中 匠瑛盛岡市役所1:51.88
9村上 昴輝慶応義塾大学DNF

ソウィンスキの話「14時間のフライトで疲れた状態だったが、シーズン最初のレースがこのような結果で良かった。この大会への出場は全米選手権(代表選考会)とリオデジャネイロ五輪への対策の1つ。しっかり準備して8週間後の選考会に臨みたい」

男子3000m


POSATHLETECOUNTRYMARK
1デジェネ・ゴンファETH7:51.99
2ベン・ブランケンシップUSA7:52.80
3ロナルド・ケモイKEN7:53.85
4ジョナサン・ディクKEN7:56.54
5スチュワート・マクスウェインAUS7:57.34
6ラウィ・ララングKEN8:03.74
7マルコム・ヒックスNZL8:03.97
8鎧坂 哲哉旭化成8:04.87
9ドミニク・キプタルスKEN8:14.10

ゴンファ(21=エチオピア)が7分51秒99で制した。ラスト100メートルでスパートをかけ、後続のブランケンシップ(27=米国)らを振り切った。

日本人でただ1人エントリーした鎧坂哲哉(26)は、兵庫リレーカーニバル、織田記念からの転戦。中断で待機していたが、ペースの上がった終盤ついて行けず8分4秒87で、9人中8位に終わった。

男子110mH 風 :-0.6

POSATHLETECOUNTRYMARK
1謝 文軍CHN13.36
2張 鴻林CHN13.59
3大室 秀樹大塚製薬13.61
4増野 元太モンテローザ13.67
5ジョアンビトル・オリベイラBRA13.81
6古谷 拓夢早稲田大学13.85
7グレッグマー・スウィフトBAR14.79

謝の話「劉翔さんとは2007~12年までいっしょにトレーニングしてきた。向かい風だったが、ピッチのコンディションが良かった。13秒36は屋外で今季2度目。目標は13秒20で、リオデジャネイロ五輪決勝進出を果たしたい」

男子400mH


POSATHLETECOUNTRYMARK
1野澤 啓佑ミズノ48.67
2エリックショーン・クレーPHI49.07
3松下 祐樹チームミズノ49.10
4杉町マハウBRA49.26
5小西 勇太住友電工50.08
6レフォード・グリーンJAM50.43
7ニール・フラナリーGBR50.71
8渡部 佳朗城西大学51.60

野沢の話「48秒台を目標に掲げていたので、今回は(自分に)高い点数をあげられる。率直にうれしい。去年に比べ、前半のスピードが変わってきている。これに満足せず、上を目指して頑張りたい」

男子100m T44/T47 風 :-0.8


POSATHLETECOUNTRYMARK
1ジャレッド・ウォレスUSA10.97
2多川 知希AC・KITA11.34
3トレンタン・メリルUSA11.83
4佐藤 圭太TOYOTA11.94
5春田 純サイボーグ12.62
6池田 樹生中京大学12.83

ウォレスの話「移動の疲れはあったが、思い通りのスタートが切れ、良いタイムが出せた。まだ、シーズン序盤だが、90%の走りはできている。リオでは100メートルと400メートルリレーで金メダルを狙っている」

男子走高跳

POS,ATHLETE,COUNTRY,MARK
1,張 国偉,CHN,2m33
2,王  宇,CHN,2m33
3,ブランドン・スターク,AUS,2m26
4,衛藤 昂,AGF,2m23
5,髙張 広海,日立ICT,2m23
6,向 俊賢,TPE,2m20
7,松本 修一,福岡大学,2m20
8,尹 勝鉉,KOR,2m20
9,平松 祐司,筑波大学,2m20
10,赤松 諒一,岐阜大学,2m10
[/table]

張の話「昨日ドーハから川崎に着いたばかりで、今日の記録には満足している。五輪では、黄色人種初の2メートル40を記録して、表彰台に上りたい」


### 男子走幅跳
POSATHLETECOUNTRYMARKWIND
1黄 常訓CHN7m95+1.0
2王 嘉男CHN7m88+0.8
3下野 伸一郎九電工7m84+2.4
4嶺村 鴻汰モンテローザ7m79+0.1
5アンガス・グールドAUS7m70+2.9
6高 興龍CHN7m69-2.6
7佐久間 滉大法政大学7m68-0.6
8城山 正太郎東海大北海道7m67+1.7
9橋岡 優輝八王子高校7m48+0.7
高政 知也順天堂大学NM

黄の話「今季初の屋外の大会で、まあまあの記録が出て満足している。日本の大会も初めてだったが、一生懸命に応援してくれたおかげで優勝できた。リオデジャネイロ五輪も、東京五輪も出場したい」

男子棒高跳

POSATHLETECOUNTRYMARK
1ショーネシー・バーバーCAN5m62
2澤野 大地富士通5m62
3山本 聖途トヨタ自動車5m62
4ジョイ・ユーイUSA5m52
5江島 雅紀荏田高校5m42
6荻田 大樹ミズノ5m32
7姚 捷CHNNM
8マイク・アーノルドUSANM

バーバーの話「風が強い中でのパフォーマンスには満足している。来月は中国で2大会、チェコで1大会に出場する。リオデジャネイロ五輪に向けては、ヨーロッパでトレーニング後に少し休憩し、米国から南米へ入る。五輪では金メダルを狙うが、何色でもメダルが取れて、表彰台に上れればハッピーだ」

男子やり投

POSATHLETECOUNTRYMARK
1ヤクブ・バドレイフCZE86m76
2新井 涼平スズキ浜松AC84m41
3黄 士峰TPE83m82
4ハミシュ・ピーコックAUS83m53
5ヤロスラフ・イレクCZE83m19
6村上 幸史スズキ浜松AC79m86
7スチュアート・ファーカーNZL79m14
8ディーン 元気ミズノ77m67
9ベン・ラングトンNZL74m36
10ジョバンニ・ディアスPAR70m75

バドレイフの話「川崎は2回目の優勝で縁起が良い。風が回っていて投げるのが難しかったが、86メートルを超えたので良しとしたい。北京世界陸上の苦い思い出があるので、リオではきちっと決勝に残りたい。そのため、今年はヨガも取り入れた柔軟性と、メンタルトレーニングもしている」

男子円盤投

POSATHLETECOUNTRYMARK
1BROWN. RodneyUSA63m98
2WEISSHAIDINGER. LukasAUT62m52
3WINGER. RussUSA60m44
4SCHUURMANS. JaredUSA59m38
5堤 雄司群馬綜合ガードシステム58m71
6米沢 茂友樹東海大学57m31
7知念 豪 ゼンリン55m67

ブラウンの話「4月は風が良く、66メートルを出せた。今日も風が良ければ、そのくらい行けたと思う。この後は全米選手権で良い結果を出したい。そして、リオ五輪の切符を得たら、厳しい練習を生かして決勝に進出したい」