【速報】ドイツで開催されていたGoldSteing2015で日本人が初完走

Goldsteingは、距離661km、累積高度19,000mD+、制限時間192時間(8日)という、超ロングのトレイル大会です。
ヨーロッパで開催されているトレイル大会では最長の距離となり、2014年に始まり今年で2回目の開催です。

今年は、世界中から43人が出走、日本からは4人が参加していました。
9月25日12時15分(現地時間)にスタートし、18人(女性1人)がゴール、完走率は42%でした。
トップは、ハンガリーのBARTA LASZLOが、143時間57分=5日23時間57分で2014年の記録170時間を大きく上回りゴールしています。
(2014年大会は32人が参加し、5人が完走、完走率16%)

日本人では、Koichi Takeishiさんが188時間37分で唯一完走(日本人初)、2014年大会にも参加しており2度目のチャレンジでリベンジしています。
Koichiさんは、川の道などのウルトラマラソンから、砂漠レース、南極レース、UTMBなど数々のエクストリーム大会の完走実績があるランナーです。

2015リザルト
リザルト2015
リザルト2015

大会概要とレギュレーションについて

http://www.goldsteig-ultrarace.de/goldsteig-ultrarace/announcement/
参加費は、アーリーエントリーで299ユーロ、レイトだと499ユーロ。

チェックポイント、エイドについて

http://www.goldsteig-ultrarace.de/aid-stations/
チェックポイントは、スタート、ゴール地点を含む全14箇所。
5箇所がホテルで利用には40ユーロが必要です。
また、ドロップバッグ(1個最大20L)を2種類用意でき、4箇所で受け取り可能です。

エイドステーションについて
エイドステーションについて

コースはこんな感じ

コース
コース
コースのGPSデータが公開されています

http://www.goldsteig-ultrarace.de/gps-files/
距離のわりには累計高度は低く、最も高いピークでも1,500m以下なので、森林限界を越えず、樹林帯を進むコースのようです。
3,000mの山々を越えていくことが多いヨーロッパのメジャートレイルレースと比べると、気温の変化は比較的小さいというところがポイントです。

動画でコースの様子を確認できます。
Goldsteig 2015 2日目の様子

Goldsteig 2014の様子。コースの様子などが確認できます。

2016年大会

すでに2016年大会開催が決定しており、エントリー開始されています。
2016年大会では100マイルレース(166km、3600mD+)も同時開催されるようです。
http://www.goldsteig-ultrarace.de/2016-1/