【攻略】金沢マラソン

大会当日は雨?

雨が多い金沢の11月

下記は大会開催日11月15日の天気データになります。雨の日が多いです。

日付時刻天候気温(℃)湿度(%)風向風速(m/s)降水量(mm)平均気温最高気温最低気温
2010.11.159時8.384北東5.30.5812.65.4
12時8.581北北東5.70.0
2011.11.159時10.4765.2-10.313.18.7
12時晴れ11.7691.2-
2012.11.159時5.7881.41.06.9104.6
12時6.886南南東2.72.0
2013.11.159時10.887西南西2.23.512.3168.2
12時14.060南南西5.4-
2014.11.159時8.087南南西4.60.58.411.27.1
12時9.786東南東1.90.0

過去の気象データを調べると11月に降水量0の日数は下記でした。
2014年 9日
2013年 9日
2012年 6日
2011年 14日
つまり月の半分以上は多かれ少なかれ雨が降っています。
今年の11月15日に雨が降る確立は50%以上です。晴れれば運が良かったということで、当日は雨が降る前提で準備しておいて損は無いでしょう。

風が吹くと体感温度は下がる

気温は平均10度前後で、雨が降っても降らなくてもあまり変わらないようです。しかし、風が吹く日は5m/s以上の強い風が吹くこともあります。これが体感温度を下げるかもしれません。体感温度は風速が1m/s増すごとに約1度ずつ低くなると言われています。例えば、気温8度で風速5m/sだとマイナス5度となり、体感気温は3度です。濡れた状態だとさらに冷えを感じます。

つまり、真冬の防寒&雨対策が必要となります。もちろん晴れれば、取り越し苦労ですが、真冬の寒さは最悪の場合低体温症になりかねません。市民マラソンと言えど十分な備えが必要なのです。

寒い雨の日の対策について

対策は走力によって異なります。

サブ3.5以上の走力

あなたがサブ3.5以上で走るトレーニングを積んでいるのであれば、走っている間の雨、寒さ対策は特に必要ないでしょう。雨の日に走った経験も1度や2度では無いはずです。
スタート地点では体が冷えないように、ビニール袋等で体を冷やさないようにしておいても、スタートと同時に勢いよく走り出せば10分で体は温まります。冷たすぎない雨であれば、むしろ体をクールダウンしてくれるので気持ちよさを感じるかもしれません。
靴や靴下はすぐに濡れて不快に感じるかもしれません。肉刺ができないように、水捌けの良い靴、靴下を使い、ワセリン等で足を保護しておきましょう。

4時間以上かけてゴールする場合

ジョギングペースや途中で歩いて完走を目指す方は、体が充分に暖まらないため寒さを感じます。そのような方は合羽を着て、できるだけ体を濡らさないようにしましょう。

使い捨てのビニール合羽などでも有ると無いとでは大違いですが、ビニールは透湿性が無いため、汗が乾かず体を合羽の内部から濡らして冷えます。ゴアテックスなどの透湿機能にすぐれた合羽を着たほうが快適に走れるので、高価ですが購入して損はありません。
また、手袋や靴下も防水機能があったほうがいいかもしれません。手袋はキッチン用の安いビニール手袋でも大丈夫です。
とにかく出来るだけ体を濡らさないようにしましょう。

あえて雨の日に練習しておくことも大事です。雨の日に、本番のレース装備、レースペースで10kmでもいいので走っておくことは、大会当日が雨でも焦らずに対応できるので是非試しておきましょう。
また、雨で寒い日は、体が暖まろうといつも以上にエネルギーを消耗するので、しっかりとした補給が必要ということも覚えておきましょう。