ファンランナーは参加しないように

以前は、サブ3限定のエリート大会でしたが、2008年から参加資格がサブ4と緩和されました。それでも、依然としてシリアスランナーが全国から集い、ベストを目指してこの大会に臨みます。
参加者の多くが陸連登録者であることもシリアスな大会であることを象徴しています。

会場に行くとピリピリしているのは、寒いからだけではありません。どの人も気合に満ちて入念にアップしています。
半端な気持ちで行くと怯んでしまいます。もちろん仮装ランナーなんていません。ファンランで参加してしまった人は後ろに並びましょうね。真面目なランナーに怒られますから。

第一回大会は1970年。大会レコードは、2:08:16ハイル・ヌグセ(エチオピア)2002です。
毎年、国内外のトップ選手が多く参加しており、折り返しで彼らの走りを観れるのは刺激になります。
この大会で記録を残し別大へのステップアップが常例となっています。

大会要項

招待選手

2016年大会の招待選手

川内優輝は、2011年から毎年参加しており2回勝っています。最強の市民ランナー川内は、なぜ今年も防府を走るのか？「2位、1位、2位と来てるので。順番で言うと、1位が取れる年なので。」2年ぶり2回目の優勝を見据えて、今年もまた防府を走ります。

2015年大会の招待選手

過去の記録

2015年の結果上位

女子は吉松久恵さんが2時間35分46秒の大会新で優勝しています。

2014年の結果上位

マラソン参加者内訳

毎年陸連登録者の割合が高い大会です。この大会でベストを目指しているランナーがたくさんいます。
参加者は地元のほか、福岡、大阪、関東からの遠征組も多いです。

完走率

徐々に完走率が上がってきています。

カテゴリ別優勝タイム（グロス）

2015年は11分台でしたが、例年優勝タイムは10分をきっています。大会レコード2:08:16は、風など条件が良ければ更新されるかもしれません。
女子のタイムはそれほど良くありませんが、年代別の優勝タイムはどのカテゴリも素晴らしい記録です。

気候データ

お昼にスタートするため気温は安定しており10度前後と走りやすい気温です。
風が吹くと体感温度は下がるため長袖やアームウォーマーで体温コントロールできるようにしましょう。

コースについて

後半に交差点と陸橋、10mほどのアップダウンが4箇所ありますが概ねフラットコースです。
また、海沿いなので風があります。北西から吹くことが多いので、スタート後の湾岸工場エリアよりも22km過ぎの国府橋北交差点を左折してからの4kmと、30km折り返してから植松の交差点までの3kmが向かい風になります。
しかし、よくコース設定されたもので、それほど向かい風が長く続くことはありません。
アップダウンと風、どちらも後半に来るので、その心算で臨みましょう。

関門

キロ5分40秒程度で進まないと関門突破できない設定になっています。