關家良一が走る東北チャリティラン
2011年3月11日14時46分、強烈な地震が東北地方を襲い、家屋の倒壊や津波の被害で、16,000人に達する犠牲者がありました。この危機に際し、日本に駐留する米軍による「トモダチ作戦」が形成され、24,000人に上る男女の将兵が災害救助や救援に当たり復興の支援を行いました。
東北チャリティランは、ウルトラマラソン・ランナーの關家良一が3月3日から17日間で1,100㎞を走り、「トモダチ作戦」に関わった米軍基地や関連施設を訪問し、当時の復興支援や協力に対する感謝の気持ちを伝えると共に、東北の一日も早い復興を願い支援する事を趣旨として企画されました。
また、米軍座間キャンプに在籍するアービン・ローレンスが自転車によって彼をサポートします。期間中、一緒に走っていただける方やフィニッシュ地点付近のホームステイ先も募集しています。
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ランナーとサポーター
關家良一 (ランナー)
- 24時間走世界大会に於いて4回優勝
- 24時間走の前アジア記録保持者(274.884km=170.805 mi)
- 台北で開催されたIAU公認大会東呉國際ウルトラマラソンに於いて8回優勝
- ギリシャ・スパルタスロン(246km)に於いて2002年と2009年の2回優勝
アービン・ローレンス(サポート)
- 日本在住歴約30年
- 米軍基地の児童青少年スクールサービスの機能テクノロジー技術者
- 1995年、阪神淡路大震災のボランティアに携わる
- 2011年、東日本大震災のボランティアに携わる
工藤真実(サポート)
- 受賞 2012年、2013年 IAU(国際ウルトラランナーズ協会)アスリート・オブ・ザ・イヤー
- 現トラック24時間走女子世界記録
- 現ロード24時間走女子世界記録
- 現ロード48時間走女子世界記録
- 2013年IAU24時間走世界チャンピオン
大滝雅之(サポート)
- 記録 現48時間走アジア記録保持者
- 2000年 ギリシャ・スパルタスロン覇者
- 2004年 東呉国際ウルトラマラソンで、当時のアジア記録で優勝
関家、工藤、大滝は、一世代前の日本を代表するウルトラランナーで、世界戦で常に勝ちまくっていた最強のウルトラ世代です。
彼らのプロフィールについてはこちらの著書に詳しく
東北チャリティランのコース
コースは、3月3日7時に富士山の麓にあるキャンプ富士をスタートし、3月19日青森の三沢基地まで、総距離は1108.7kmを予定しています。
一日の平均距離は約65.2kmとなり、フルマラソンのほぼ1.5倍を16日間毎日走る計算になります。
コースの詳細とスケジュールについてはこちら
コース付近にお住まいで時間のある方は一緒に走ってみてはいかがでしょうか?
ランの記録は凄まじいですが、とても謙虚で素敵な方々です。きっと新しいサムシングに出会えますよ。
寄付と義援金について
イベント期間中の飲食、宿泊、装備などの資金と震災孤児が暮らす子供の村東北への義援金を募集しています。
まだ資金が集まっていないようなので、賛同いただける方は拡散お願いします。
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義援金についてはこちら
関家は、震災支援してくれた台湾への感謝としてチャリティーランを2012年にも行っており、書籍やTシャツなどの売上金130万円を義援金として寄付している。
毎日新聞、2月12日付朝刊。神奈川版より