良かった良かった琴奨菊。優勝が嬉しくてお相撲さんって走るのか少し調べてみました。
力士は練習でランニングするんですか?
Q&Aサイトで質問ありました。
Question:
力士とプロレスラーは走ってるイメージないんですが、練習でランニングしてるんですか?
Answer:(一部抜粋)
相撲ファンなので力士についてのみ回答しますが、力士はおそらくあまりランニングをしないかと。
ランニングは相撲の基本たる摺り足と足と地面との接触の点でまったく異なりますから、ランニングは伝統的に角界に受け入れられませんでした。
また、力士の多くは下半身に怪我を抱えています。四股すら踏めない状態にある多い力士がましてや走るなんてとんでもない。
そもそも、体重が重い、特に上半身が重いため、走ることによって生じる膝への負担は尋常なものではないでしょう。
足への負担が大きいのであまり走れないようです。
しかし、若手は走らされてるようです
参照元:Twitter @ghetto_stone
今日は和歌山巡業!土俵の外でも熱い戦いがありました
手前から天風関、魁鵬、貴天秀さん pic.twitter.com/2rBKPbD4Kl
— 石浦将勝 (@ghetto_stone) 2015, 10月 19
さすがにトレーニングしているだけあって敏捷ですね。
これを見て、筆者の小学生時代、地方巡業で小学校に遊びに来ていたお相撲さんが運動場でソフトボールをしなやかにダイビングキャッチしていたのを思い出しました。
四股という柔軟化&強化トレーニング
お相撲さんの足腰はランニングではなく四股で鍛えられています。四股は究極の股関節柔軟化ストレッチであり、股関節周囲のインナーマッスルを鍛え、身体の軸を作ります。もちろんランナーにも効果絶大です!
イチロー選手もやっている! 力士のやっている「しこ踏み」(美的)
図引用:美的 イチロー選手もやっている! 力士のやっている「しこ踏み」
こんな筋肉に効きます。
1 | 股関節 | 骨盤と脚とをつなぐ関節。関節自体は球状で広範囲に動かすことができるが、周りの筋肉が固くなると、動きにくくなる。 |
2 | 腸腰筋(ちょうようきん) | 背骨、骨盤の上部から股関節へとつながる筋肉群。骨盤を正しい位置に保ち、脚力を保つために重要な役割を果たす。 |
3 | 内転筋群 | 内ももの筋肉。日常の生活ではあまり使われない部分なので、柔軟性を失いやすい。 |
4 | 恥骨筋 | 恥骨前面から脚のつけ根付近につながる小さな筋肉。骨盤の傾きや股関節の動きにかかわる。 |
5 | 深層外旋六筋 | 骨盤の内側から股関節へとつながる深層筋群。股関節を外へ回し広げるときに使う筋肉。 |
6 | 腹筋 | 姿勢を保ったまま腰を落とすためには、おなか(特に腹横筋など深部)の筋肉を使う。 |
7 | 大腿四頭筋(だいたいよんとうきん) | 太もも前面の筋肉。ボリュームのある筋肉なので、鍛えると基礎代謝量がアップ。 |
8 | 中殿筋 | お尻の横側、骨盤から股関節にかけて走る筋肉。特に片脚を上げるときに必要となる。 |
9 | 大殿筋 | いわゆる“丸く盛り上がったヒップ”の土台となる筋肉。股関節が大きく動くときに連動する。 |
10 | ハムストリングス | 太ももの裏側の筋肉。ふだんの生活であまり使わず、筋トレでも鍛えるのが難しい部位のひとつ。 |