太平洋と日本海を桜のトンネルで結ぼうと決意し志半ばで亡くなった故佐藤良二さんの遺志を受け継ぐとともに、彼が夢見た植樹事業の完成に少しでも寄与できればと開催されているさくら道国際ネイチャーラン。
今回で23回目となる本大会は日本を代表するウルトラマラソン大会の一つです。コースは、名古屋城を出発し、岐阜県郡上市を経て金沢市兼六園までの250km、最大高低差は約850m、累積獲得高度は1200mを超えます。
制限時間は36時間なので、何かトラブルがあったり、長い時間歩いてしまうと完走できない設定です。ただしエイドは47カ所と非常に充実しており手ぶらで走ることができます。
定員は140人と制限されています。出場するには審査があり、それなりの走歴が求められます。100kmウルトラマラソンを完走している程度では出場できません。スパルタスロン完走や200km以上のウルトラマラソン大会での好タイムが求められます。
厳しい審査を通過している選手ばかり集まっているので、日本を代表するウルトラランナーの面々です。なお、一度DNFすると二度目の参加は非常に厳しく制限されているため、諸先輩方も真剣に走ります。
2016年大会エントリーリストが公開されました。
出場135名(男110,女25) 海外からの参加16名(男14,女2)
24時間走日本代表の重見高好さんや木曽哲男さん、竹田賢治さん、2015大会優勝している安孫子亮さん(24時間54分)や同2位松下剛大さん(26時間27分)などがエントリーしています。
大会記録は、男子:関家良一さん22時間45分(2001) 女子:松下栄美さん27時間26分(2010)です。
スタートは4月16日6時〜 3分おきのウェーブスタートです。さくら道ランナーはピンク色で大変目立ちます。道中見かけたら応援しましょう。速報はこちらに掲載されるのでチェックしてみてください。