【攻略】富山マラソン

2015年に初開催される富山マラソン、初開催だけにどんな大会になるのか気になるところです。
石川の金沢マラソンとともに北陸で初開催されるマラソンは、新幹線の話題もあり、人気を集めどちらも定員になっています。

大会要項

名称富山マラソン2015
開催日2015年11月1日(日)
種目マラソン(公認)、車いす10km、5km、3km、2km
定員マラソン1万人、車いす10km30人、5km1000人、3km・2km1000人
制限時間マラソン7時間、車いす50分、5km45分、3km20分、2km15分
スタート時間9:00(42.195km) 8:50(車イス10km) 9:00(5km) 9:45(3km) 10:10(2km)
参加料金マラソン1万円(応援枠1万5000円) 車イス10km・5km・3km3000円 高校1500円 小中学1000円
大会要項詳細リンクhttp://www.toyamamarathon.com/about/about.html

富山マラソン VS 金沢マラソン

あらためて2つの大会を見てみると良く似ています。
異なるところは、開催日、定員、エントリー方法ぐらいです。

富山マラソン金沢マラソン
開催日11月1日11月15日
スタート9時9時
当日受付なしなし
フル定員10000人12000人
参加費10000円10000円
エントリー先着順抽選
締め切り3日-
制限時間7時間7時間
参加賞TシャツTシャツ
メインスポンサーゴールドウィンアシックス
コースワンウェイワンウェイ

関連記事:金沢マラソン攻略

コースも比較してみました。
前半の勾配の分だけ金沢マラソンのほうが厳しいかもしれません。

金沢マラソン、富山マラソンコース比較
金沢マラソン、富山マラソンコース比較

富山マラソンのコースで大きな勾配は2箇所、ハーフ地点の新湊大橋と終盤の呉羽山公園です。

新湊大橋は、40m近く登りますが、普段は橋の下しか歩行できないところですし、晴れていれば展望も素晴らしいので、テンション上がって難なくクリアできるはずです。強風時はここはパスします。
風は吹いても南西からが多いので、庄川河川敷沿いでは追い風になるでしょう。

終盤の呉羽山公園へ向かう上りは緩やかなので、キツイ時間帯ですができるだけ歩かず走りきりましょう。

あとは天気次第ですね。
北陸のこの時期は、雨が多いのでこればかりは運まかせです。

過去の気象データ

11月1日の富山では1年毎に雨、晴れ、雨、晴れと続いており、順当にいけば今年2015年は晴れです。

そもそも富山では、10月から11月にかけて雨の日が多く、月の半分は雨といった具合なので50%の確率で雨と割り切っておいたほうが落ち着きます。雨の準備をしておきましょう。

気温は低くても10度を下回ることは無く、晴れれば気持ち良く走れます。雨が降ると昼になっても気温は上がらず、低くなる場合もあります。

雨が降ると風が強く吹く時があります。特に昼になると風が強まる傾向にあるので、濡れてからの冷えにも注意しましょう。

日付時刻天候気温(℃)湿度(%)風向風速(m/s)降水量(mm)平均気温最高気温最低気温
2010.11.19時曇り16.786西南西3.2-14.82011.7
12時15.492西南西7.26.0
2011.11.19時晴れ16.267南東1.4-15.720.510.9
12時晴れ19.057北西1.4-
2012.11.19時12.277南南西3.60.011.515.18.7
12時曇り13.367西9.6-
2013.11.19時晴れ15.368西南西2.1-14.118.810.3
12時晴れ17.557北北東2.6-
2014.11.19時14.9911.51.516.721.514.3
12時曇り17.286西2.70.0

富山マラソン経済効果

先日こんなニュースがでていました。

経済効果24億円超 11月1日の富山マラソン/政投銀富山事務所試算

記事と画像は北日本新聞2015年09月23日 00:43掲載記事より

試算は富山マラソンの大会期間中に生じる効果を探った。参加ランナーらを日帰り客と宿泊客に分け、県が公表している消費単価を乗じた「直接効果」の16億1800万円と、宿泊など県内各事業者の業績アップに伴う所得増など二次的な効果を推計した「間接効果」の8億3100万円を合算した。産業別では宿泊が2億円、飲食が5億5千万円、交通費が4億5千万円、土産品などが3億円と推計している。

富山マラソン経済効果
市民マラソン経済効果

とのことですが、マラソン大会を開催するとそんなに経済効果があるのでしょうか?
単純にランナー1.4万人で割ると一人あたり17万円になります。
調整のため1週間前から現地入りするとか、家族4人で遠征しないと、そんなに費用はかからないと思います。

過去の調査では、1.4万人参加した2012京都マラソンの経済効果が40億とも33億とも言われています。
都市型市民マラソンの参加者がもたらす経済波及効果の推計:
京都マラソン2012 ランナー調査に基づいた分析

東京マラソンは271億円だそうです。一人あたり75万円です。
うーん、ちょっとよくわからないですね。

話がそれてしまいましたが、2大会とも成功を祈っています!
参加されるみなさんは、今からでも雨対策を検討しておきましょう。