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Nike Breaking2 teamの3人がイタリア ミラノのレーシングサーキット、2400m(正確には2,402.4m)の周回コースでテスト走行(ハーフマラソン)を行っています。
ハーフマラソン結果(非公認)
- 59:17 エリウド・キプチョゲ
- 59:41 ゼルセナイ・タデッセ
- 62:55 リリサ・デジサ
電光掲示板を設置したテスラ特別車にF1テストドライバー(AI制御の自動運転はIAAFルール違反)を乗せ先導。その後ろにペースランナーを1-2-3-2-1のダイヤ型フォーメーションを組ませ、キプチョゲ、ダデッセ、デジザを最後尾に走らせています。
ペースランナーは途中交代。風(ペースが速い)の影響もありフォーメーションは時々崩れたようです。
今回のテストから得たデータを分析し、選手がどれだけ頑張っていたのかを調べ、このペースで倍の距離を走れるかということを検証するとのこと。。
記者がキプチョゲに今回の記録について、95%でしたか? 98%? 100パーセント? と聞いたところ、彼は笑って 「60%」と言ったそうです。「いつものトレーニングの一部だったよ」
シューズは、Zoom Vaporfly Eliteのカスタムモデル。選手の足にはセンサーが付けられ、体温、汗などのデータが収集されています
参照記事:Runners World
次はフルマラソン
次のチャレンジは、今春にイタリアのモンツァにあるレーシングサーキットでフルマラソンを行うことを発表しています。
世界中から候補地を選定し、温度、湿度、気圧などの条件からイタリア モンツァが選ばれたようです。
モンツァの環境は、気温12度。気圧12mmHg以下。曇日が多い。サーキットは海岸から遠く、また木々に覆われているため気流の変化が少ないとのこと。コースは今回と同じく2.4kmのループで行われます。
日付は発表されていないことから最適なコンディションに合わせて行われるようです。
マラソンサブ2は簡単には出ないかもしれませんが、マラソン世界記録は今春誕生するかもしれません。
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