マラソン・サブ2用に開発された NIKEの新シューズ Zoomシリーズ

[link-library settings=3]

NIKEは、Breaking2メンバー3人のためのエリートモデルZoom Vaporfly Elite と6月8日から市販される3つのZoomモデル(Zoom Vaporfly 4% と Zoom Fly、ZOOM PEGASUS 34)をリリースしました。

特徴はZoomXという新しい軽量フォームにより、厚底なのに軽量化を実現しています。

NIKE従来のミッドソールではなく、Pebaxを採用。ミッドソール重量は従来品の1/3と軽いが、クッション性はより高くなっており、足を衝撃から守りつつ、適度な弾力性も備えているようです。(Pebaxはミズノやノースフェイス、PUMAシューズでも採用されています)

Vaporfly Elite

Vaporfly Eliteの高さは、かかと部で31mm、前足部で21mm、重さは184g前後の予定。これまでのレーシングシューズに比べ非常に高くなっているようです。また、かかとが尖っているのも独特です。
Vaporfly Eliteは、3人の選手のためだけに用意され市販はされません。

Zoom Vaporfly 4%

Zoom Vaporfly 4%はVaporfly Eliteの技術を備えた市販モデルです。
4%の意味は、これまでより4%少ないエネルギーで同等のペースを維持できるとのこと。

リオ五輪マラソンの上位3人や大迫傑などが履いていたのがこの4%の初期プロトタイプ。ベケレが2016年ベルリンで2:03:03をマークした時にも履いていました。

Zoom Fly

Zoom Flyは耐久性を高めたモデル。重さは上位モデルよりやや重く240g前後になる見込み。

Zoom Pegasus

参照記事:Runners World

[link-library settings=3]