東京マラソン2017では6,073人の海外居住者が参加しました。
その影響か、都内の某ジムでは普段はあまりみかけない外国人利用者が急増していたそうです。そのジムとは?
欧米のフィットネス事情
欧米では日本に比べてフィットネスジム利用者が多く、日本では人口の約3%(420万人)であるのに対し、アメリカでは約17%(5,500万人)。ドイツ、イギリス、スペインでは約10~12%(合計約2,290万人)がジムを利用しています。
フィットネスがライフワークになっている外国人は、住んでいる国を離れた時でも「体を動かしたい」「走りたい」と思うのではないでしょうか。
東京マラソンに参加するような人なら尚更のこと。
宿泊ホテルにフィットネスジムが併設されていれば良いのですが、日本でジムを備えたホテルは多くありません。
その場合、外を走るか、一般のフィットネスジムを利用するしかありませんが、異国の街をジョギングするにはちょっと気が引けますよね。
世界全店利用可能な『エニタイムフィットネス』
『エニタイムフィットネス』というジムをご存知でしょうか。世界で3,000以上、都内だけで約100店舗ある、年中無休で24時間営業のマシン特化型のフィットネスジムです。
会員になると国内外問わずどの店舗でも利用が可能。世界各国200万人以上の会員が利用しています。
月額費は店舗により異なり7,000円前後。セキュリティキー発行手数料が5,140円(税込)。
入会店舗以外は追加料金なしで利用できますが、入会店舗以外(異なる月額費用店)の利用が多いと移籍させられることがあります。
設備は、ウェイト、ランニングマシン、エアロバイク、フリースペースなどがあり、プールやスタジオはありません。ロッカー、シャワーも備えています。
日本の一般的なスポーツクラブに比べて、若年層に利用されています。
無人営業の時間帯があるなどサポートが手薄なため、機械の使い方やトレーニング方法など、ある程度知識がある人が多いようです。
「大手スポーツクラブ会員だったけど他の利用者に話しかけられたりしてトレーニングに集中できないから移籍した。エニタイムは自分のトレーニングに集中できるからいい!」
との声もあります。
スタッフとのコミュニケーションも楽しみたい人は一般的なスポーツクラブの方が良いかもしれません。
東京マラソン前、外国人が急増
利用者の話によると、エニタイムフィットネス葛西店では東京マラソンが近くなると、外国人利用者が急増したそうです。普段とあまりに違う異様な雰囲気だったとか(笑)
世界各国のエニタイム会員が東京マラソンにやってきたという事ですね。
利用した人達はまさにエニタイムフィットネスの特性を効果的に活用したといえるでしょう。
筆者の想像ですが、葛西という場所の特性上、スケジュールに東京マラソン参加と合わせて『東京ディズニーリゾート』も入れていた外国人も多かったのではないでしょうか。
これからの時代にマッチ?
エニタイムフィットネス、コンビニ並みに各駅にあるわけではないので、「どこに泊ってもすぐ行ける」とまでは難しいですが、かなりのエリアに対応してきているので、移動の多いフィットネス愛好者のニーズを満たしつつあるようです。
受付など余計なものをできる限りなくし『いつでもどこでも好きなだけ体を動かす』を徹底、これからは国内外問わずレースに参加している人以外にも、より一層こういったシステムが重宝されていきそうです。