寒そうですね、ホットクリーム使ってますか?

冬は寒い!朝は気合入れないとスタートできないです。
また、この時期の大会スタート前、あの時間も寒い日には辛いですよね。

寒さに弱いと自覚している方には、ホットクリームがおすすめです。
ホットクリームは、塗るだけでポカポカしてくる不思議なクリームです。

ホットクリームの効能

塗るだけで暖まるので、寒い日には欠かせません。それに動き出しがとてもスムーズに感じます。

僕は、この時期の大会には、家を出る前から塗って、会場で塗って、スタート前に塗るほど塗りまくります。足や腰に塗りますが、腹にも塗ります。お腹弱いんです。

ホットクリームを塗っているとポカポカするので寒い会場でもパッと脱いでアップできます。アップできてると最初の1kmが全然違うので、当然タイムは良くなります。
もうホットクリーム無しに冬は過ごせません。

でも、どうしてポカポカするのか不思議ですよね?
その答えはクリームに含まれている成分に秘密があります。

ホットクリームの成分

ホットクリームの暖かい成分は主に2つ、カプサイシンとバニリルブチルです。

カプサイシンは唐辛子成分です。バニリルブチルはバニラの種子から抽出される成分です。バニラアイスのバニラです。

redpepper-vanilla

どちらも塗ると皮膚神経を刺激し「あつい」と錯覚させます。「あつい」と感じるだけで、実際に温度が上がっているわけではありません。この錯覚が血管収縮を促し、血行を促進させポカポカになるというわけです。

結局のところ、人体に備わっている能力を上手くコントロールして暖かくなっているんです。

カプサイシンとバニリルブチル、二つの成分には違いがあります。カプサイシンは即効性があり、直ぐに暖かくなり約1時間効果が継続するのに対し、バニリルブチルは約4時間の保温効果があると言われています。マラソンは時間が長いので、バニリルブチルが主成分のホットクリームのほうがいいでしょう。

ただし、効果は人によって異なります。直ぐに暖まる人もいれば、しばらくして効果を感じる人、全く効果がない人など様々。

また、ホットクリームは肌を刺激するので合う、合わないがあります。大会でいきなり使用しないで事前に少しだけ塗って肌に問題がないか確認しましょう。肌に異常があった場合は、使用を控え薬剤師や医療機関に相談してください。

なお、ホットクリームを用いて体脂肪を燃やすなどのダイエット効果、健康増進効果があると俗に言われていますが、信頼できるデータはまだ確認できていません。

お勧めホットクリーム

CHRIO(クリオ) パフォーマンスホットジェル HOTGEL
カプサイシンとバニリルブチル2つの成分が入っており、塗った後もべたつき感が少なく刺激も少ないです。
ヒアルロン酸も配合されているのでお肌スベスベになるかも。

ファイテン(phiten) ウォーミングアップジェル
安心の日本製品。バニリルブチル系

DESCENTE(デサント) ウォーミングジェル チューブタイプ
こちらも日本製品。唐辛子系

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寒い日にも快適なランライフを!