Should I Run With a Cold?(RUNNER’S WORLD)の記事要約です。
キムさんからの質問
「初めてのハーフマランにむけてトレーニングしていますが、ここ3週間ほど鼻水がでて風邪っぽいです。トレーニング続けてもいいですか?」
お医者さんの回答
ほとんどのスポーツ医学では「首の状態」を確認し判断します。風邪(URI)の症状が首から上に限られ、熱がない場合は運動しても大丈夫です。
しかし、発熱、咳、喉の痛み、リンパが腫れている、筋肉痛、全身がだるいといった症状がある場合、運動は控えるべきです。
個人的な経験から、風邪の症状が首から上(鼻水、くしゃみ、鼻づまり、軽い喉の痛み)の場合はトレーニングしてもいい感じです。でも、トレーニング中や後に気分が悪くなったら休息します。
また、毎朝計測している心拍数も目安にしています。1分間の心拍数が、いつもより10から15多い場合はトレーニングを休むことにしています。
風邪の症状が首のから下(気管支炎、強い喉の痛み、リンパ腫れ)の場合は、症状が回復するまで休息します。
特に筋肉痛がひどい場合、ウィルスによる感染症も考えられます。ウィルスは、心臓を攻撃し、心筋瘢痕または心筋炎を残すかもしれません。また、ウィルス感染症は血管系にも害を加えるので、トレーニングを続けるのは安全ではありません。
また、風邪っぽい症状が3週間が継続しているのは、花粉症が原因とも考えられます。改善されない場合は、抗ヒスタミン薬や他のアレルギー薬が必要なので医者に相談してください。