トランス・ピレネー開催中!

またまたとんでもレースがヨーロッパで開催されています。
その名もトランス・ピレネー、距離866km、累積標高は65,000m+!何ともスケールの大きな大会です。累高65,000mはエベレストの約7倍ですよ\(^o^)/

7月19日お昼に245名がスタートし、26日現在トップはCP14 – Luz St Sauveurに到着しています。(距離情報がないので何キロ地点か不明ですが、半分は過ぎているようです)

スタートはフランスLe Perthus、ゴールは北大西洋に面したHendaye Plageです。コースは、ピレネー山脈に沿って走るGR(グランドランドネの略)と呼ばれる超距離ハイキングコースを西に(北大西洋に向かって)進みます。GRは、フランス側はGR10、スペイン側にはGR11という歩道名で整備されています。

コースハイライトは、ピレネー山脈の最も標高の高い場所を通るミディピレネー地方の470km区間です。標高2,000mの峠、3,000m級の山々など美しく壮大な景色の中を進みます。また、先日開催されたアンドラ・ウルトラ・トレイルコースの北側部分をトランス・ピレネーでも通ります。

Transpyrénéa-2016

制限時間は400時間(16日と16時間)。チェックポイントは22、ベースキャンプは3箇所。平均時速2〜2.5kmで進まないと関門にかかるようです。

(本来であれば7月初旬スタートだったのが雪の具合により7月中旬にスタートが遅れたようです。また、距離と累高もサイトバナー表記には895km、55.000m+とありますが、サイト右上には866km、累積標高は65.000m+との記載があり、どちらが正しいのかわかりません。。コースが変更されたのかもしれませんね。)

日本から3人が参加しています。

Koichi Takeishi [206]
Suzuki Takahiro [161]
Hideo Sugawara [231]

Takeishiさんはドイツで開催されたGOLDSTEING2015も完走している猛者です。現在CP10に向かっているようです。
Sugawaraさんは残念ながらCP6でリタイヤの様子です。

速報はこちらから

必要な装備はこちら
最低2Lの水。200km毎に最低6,000kcal食料と1,000kcalの予備食料。50錠の浄水剤か濾過器などが指定されています。

参加費は、早い時期に支払えば安くなる設定。
今年支払った場合は、995ユーロなので114,000円ほど\(^o^)/ヒャー
TARIF 2014 : 840 euros + 50 euros ( caution) + 25 euros frais bancaires
TARIF 2015 : 895 euros + 50 euros ( caution) + 25 euros frais bancaires
TARIF 2016 : 995 euros + 50 euros ( caution) + 25 euros frais bancaires

大会の制限時間は8月3日までです。続報していきます。